チェンジ!山形
今日は冬腫れ、風もなく、久し振りに穏やかな陽気だ。25日の山形県知事選挙で、「チェンジ!山形」を掲げた50代の女性知事、吉村新知事が誕生した。現職で再選を目指した自民党系知事を破っての当選。この結果は、総選挙にも大きな影響を与えそうだ。山形新聞のサイトを見ると、次の様にコメントしている。
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吉村氏は立候補表明が2カ月前の昨年11月末と出遅れたものの、連合山形が中心となって態勢を構築。民主、社民両党が支援し、斎藤県政の継続にほぼ結集した自民からも岸宏一参院議員、阿部賢一県議会副議長が加わって超党派の陣立てを整えた。
前回選で当時現職の高橋和雄氏を支えた元県議や県職員OB、経済人も活発に票獲得に動き、候補擁立を断念した共産党は独自に支持拡大を図った。
「チェンジ」を旗印に、予算削減や補助金カットを強力に進めた斎藤県政を「効率性重視で冷たい」と徹底して批判。対話重視を訴え、雇用創出、農業予算増額、子育て支援の充実、副知事2人制や知事退職金の廃止を掲げた。
全市町村に拠点を設けた選対組織の活動は徐々に広がり、課題の知名度不足を解消して全域に浸透。先行していた斎藤氏を逆転した。
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保守王国と呼ばれる地方でも「チェンジ!」が始まっている。