飯舘村の子牛が山梨へ
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▼育ててきたウシに別れを告げる菅野さん(30日、南アルプス市内で)
▼飯舘村から子牛を運んだ菅野君と購入した小野さん
今朝Yahoo!サイトにNPO法人えがおつなげてグループが支援していた福島県飯舘村のメスの子ウシ2頭を、購入先の山梨県南アルプス市のNPO法人に無時運んだ記事が掲載されていた。福島県の菅野君も、山梨県の小野さんも友人で、応援していたので大変うれしいニュースだ。
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〇読売新聞山梨版より
東日本巨大地震で、南アルプス市西野のNPO法人「南アルプスファームフィールドトリップ」(小野隆理事長)が、福島県飯舘村の肉牛繁殖農家菅野義樹さん(33)からメスの子ウシ2頭を購入した。同村はブランド牛の産地だが、東京電力福島第一原子力発電所の事故で自主避難の対象となった地域もあり、菅野さんは「できるだけ多くの飼育牛を安全な場所に移したい」と話している。
菅野さんは30日、トラックで約7時間かけて2頭を南アルプス市内まで運んできた。遊休農地に放す際には名残惜しそうに「元気に育てよ」と声をかけた。
菅野さんの牧場は30~40頭のウシを飼育。東京電力福島第一原子力発電所から約35キロ離れているが、同村では水道水から一時、国の基準の3倍を超える放射性物質が検出されており、県に土壌や沢の水が安全かどうかを尋ねても「調べているので待ってほしい」と言われるばかりで不安を解消できないという。
菅野さんと小野理事長は北杜市のNPO法人「えがおつなげて」の農業経営の支援事業で知り合った。小野理事長は2頭を繁殖用として育てる予定で、「ブランド牛を少しでも守りたい」と話している。
(2011年3月31日 読売新聞)
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これからも“頑張るぞ!ふくしま!!”の話題をお知らせします。感謝合掌
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コメント
コメント一覧 (3)
菅野さんの子牛が無事に山梨まで届けることができたことを知り、とても嬉しいです。
飯舘村や福島県、被災地の牛たちの無事を祈ります。福島県が誇る大切な牛たち。日本や世界に誇れる福島の牛たちを、1日も早く県外の多くの牧場で受け入れてくださることを心から願います。
わたしは専門部外者ですが、飯舘村を始め、多くの牛たちの命を繋ぐためにお願いします。
国が避難しなさいと言っても簡単に避難はできるはずがないと思います。
被災地の牛のオーナーの方々にとっては、そこが生きる場所であり、牛たちが生きる為の糧。牛たちを残して避難できるはずがないと思います。
オーナーの方々が少しでも安心し、次の段階へ進めるよう、先ずは牛たちの行き場の確保が必須だと思います。
避難できた牛たちには元気に育ってほしいです。
今後、沢山の受け入れ先が出てくることを願います。