第3回自主勉強会に参加しました
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快晴ながら冷たい強風が吹き荒れる「南相馬ソーラー・アグリパーク」集合で、10時から研修がスタート。午前中は、復旧作業が続く南相馬市小高区の視察です。最初に向かったのは、体が飛ばされそうな北風が吹き荒れる小高区の村上海岸。津波で流された家々の基礎跡や、1階部分が津波に襲われて解体作業中の家々など、約4年が経っても被災当時のままの風景が広がります。その後、訪れたJR小高駅には、通学用の自転車が、昨日まで生徒達が通っていたかの様に並んでいます。視察後、アグリパークに戻り、体験学習~昼食です。
昼食は、アグリパーク内のドームで栽培されたレタスと太陽光発電の電力で焼いたベーコンをサンドイッチにしていただきまいした。レタスは瑞々しく、ベーコンの焼き具合も程良く、美味しくいただきました。
午後からは、アグリパークの半谷代表を講師に「自然エネルギーの体験学習による人材育成」を目的に、大震災後挑戦を続ける「南相馬ソーラー・アグリパーク」の取り組みを学びました。日経スペシャル『ガイアの夜明け』で紹介された番組を観ました。アグリパークの人材育成事業が、企業研修・教育旅行・大人の見学体験・体験施設の運営受託等に、どんどん変化しています。その中でも、高校生とともに社会的事業を立ち上げる【週末オープンスクール】事業には驚きました。その後、3班に分かれて「南相馬ソーラー・アグリパークと連携して復興に貢献する。」具体案づくりのワークショップを行い、具体性のあるプランが提案されました。予定時間をオーバーしての研修会でしたが、充実した内容で時間の経つのも忘れました。この様な自主勉強会にオブザーバー参加できたことは、学びと同時に参加者との出会いにもなり、有意義な時間でした。今後も微力ながら、南相馬や被災地の支援を続けたいと願っています。
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