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3月に開講しました「ふくしま農と食のデザインキャンプ」も終盤に入りました。8月29日(火)二本松市内で【第3回デザインワークショップ】が開講。今回で、視察研修~ワークショップと続いた講座も一区切りです。
170829WS③全景
前半は、(株)GNS廣田講師から『バリュー(生産性)のある仕事とは?』についての講義がありました。「バリューのある仕事=生産性がある仕事」についての講義です。「生産性のある仕事」って、なんでしょうか?
それは、「どれだけのインプット(投下した労力・時間)で、どれだけアウトプット(成果)が生み出せたか。」このバリューが高い仕事をやっているか?バリューの低い仕事をやっているか?」は、事業を進める上で常に意識してください。とのお話しです。
170829WS③哲也拓也
170829WS③バリューが高い
続いて、ヘルベチカデザイン(株) 代表:佐藤哲也氏による「デザイン」についての講義がありました。まず、日常的に見聞きする『ロゴタイプ、シンボルマーク、ロゴマーク 何が違うのか?』を有名企業のデザインを参考に解説されました。
・ロゴタイプ=デザインされた文字
・シンボルマーク=文字の一部や業種を展開しながらデザインした意匠・象徴・マーク
・ロゴマーク=企業やブランドのイメージを印象づけるように、ロゴタイプやマークを組み合せて図案化したもの
170829WS③ロゴ
また、両講師には受講生からの質問にもフレンドリーに答えていただきました。
一例が、『壁にぶち当たった時がチャンスです!!。その時は、情報を沢山持つ為にいろんなモノを視たり、いろんな場所に行ったりします。』との事でした。
そして、現在取り組んでいる新商品開発「東和の手摘み桑茶」や、大阪名物「太郎のソースせんべい」のデザイン紹介がありました。
170829WS③桑茶
170829WS③ソースせんべい
午後からは、受講生の方から現在取り組み中のデザイン報告がありました。
①いわきオリーブ:木田氏/いわき市のオリーブ農家
②佐藤物産:佐藤氏/二本松市岳温泉の温泉玉子生産販売者
まず、「いわきオリーブ」のC.I.設計を担当されているデザイナーの関口氏から、C.I.設計からパッケージデザイン案についての説明がありました。また、生産者の木田さんからは、デザインが出来た事で社内外の共感が深まったとの報告もいただきました。
170829WS③関口
170829WS③パッケージ
170829WS③木田
次に、二本松市岳温泉で人気の「おんせんたまご」を製造販売している佐藤物産の佐藤善彦氏から、新商品『とろんたま』開発の経緯やパッケージデザイン、販路開拓についてご報告いただきました。
あっという間の「ふくしま農と食のデザインキャンプ-第3回デザインワークショップ」でした。
今後の交流を約束して、笑顔で写真を!
170829WS③善彦
170829WS③とろんたま
170829WS③集合写真