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今日は、11時から中国料理店でNPO法人スローライフふくしまが受託した『実践的求職講座』の講師ミーティングを行った。喜多方市からもM先生が出席してくださった。

スローライフふくしまの事業の一つに、「人生企画/就労支援」がある。発足時に郡山市中央公民館の委託で講座が持てるのは幸運だ。しかし、就職問題は一人一人状況と環境が異なるのを、準備をしながら実感している。本人の問題、家族の問題、周囲の問題、格差問題、など。

一人のカウンセラーでは解決困難なケースでも、7人のカウンセラー、関係者が知恵を出し合えば、相談者に取ってより良い方向が見えて来るのを実感した。

ここ数年、「超氷河期?フリーター・ニート問題?団塊世代の定年?若年労働力不足」など、就労問題は大きな関心事になっている。しかし、現実は弱肉強食の世界だ。

もちろん、企業に取っては競争社会を勝ち抜かなければいけないので、優秀な人材が必要なのは理解出来るが、新人が「即戦力」になるはずがない。

以前なら、日本企業の良さであった「終身雇用」や「年功序列」があった。たしかに、21世紀の競争社会には難しい問題もあると思うが、社員は自社で育てるのが本質ではないだろうか。

今回、ミーティングに参加したカウンセラーの皆さんは、それぞれが現場で業務に関わりながらも、現実の矛盾の改善や、本人のスキルアップのために手弁当で参加している。

9月8日からの8回シリーズ講座が第一歩だが、ぜひ若者の求職に役立つ講座にしようと、「7人の侍」ならぬ「7人の講師」は情熱を燃やしている。感謝合掌