▼ 「白洲次郎」を熱演する伊勢谷友介

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今日も秋晴れの好天。午後は夏日になる。

シルバーウィークの夜は3夜連続でNHKドラマスペシャル「白洲次郎」に見入った。民主党への政権交代が実現して、まだ一週間足らずだが、鳩山総理始め、各大臣のスピード感あふれる行動や、毅然としたコメントを聞くと、財源問題や経験不足の心配はあるが、概ね期待以上だ。

そんな現実社会の出来事とオーバーラップするようなテレビドラマだ。以前に、白洲次郎・正子夫妻が住んでいた、神奈川県の「武相荘」も見学に行った。戦前戦後の日本の激動期に、イギリス留学で身に付けたプリンシプル(紳士道)を体現して、敗戦後の日本再生に挑む。

高度成長が過渡期に来た現代に通ずる物を感じる。WEBサイトには

○脚本・演出の言葉  ディレクター:大友啓史 ------------

「悩む力」。僕が取材を重ね、積み重ねてきた白洲次郎像にもっとも重なるのがこの言葉です。憲法制定の過程で彼が残した、「今に見ていろという気持ちを抑えきれず」。この言葉に象徴されるように、実は彼の人生は「挫折の連続」とも言い換えられるものであったように思います。裕福な家に生まれ、何一つ不自由のなかった彼が、やがて経験する「不自由」と「敗北」の中で、自分なりの自由を求めていく―そして、それを支えたのが、白洲次郎の「悩む力」であったような気がしてなりません。

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このドラマで初めて知った「白洲次郎」演じる 俳優・伊勢谷友介さん も魅力的だ。感謝合掌