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2005年10月

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今日は肌寒い朝だった。妻に送ってもらって、高速バスで仙台に向かう。自宅から近い郡山市役所から乗車できるので便利だ。料金も安い上に、仙台市の街中に停まるので一眠りして行ける。今日は、市内のホテルで「まちむら交流きこう」が主催する『販路開拓シンポジウム』に参加した。

シンポジウムの前に、仙台在住の漫画家のAさんとお会いする。Aさんは弊社の漫画家募集のWEBサイトを見て、連絡をいただいた方だ。偶然にもAさんが制作したコミックの出版社が、私の知り合いの出版社だった。作品を見せていただき、弊社のコミック事業の将来計画を聞いていただき、お互いに協働することで一致した。早速、営業用の作品制作に入る事にした。

昼にはアドバイザーをさせていただいている富岡町から「ブランド開発委員会」のO委員長とW副委員長も会場に到着し、昼食を取りながら情報交換する。その後、1時からシンポジウムに参加する。モスバーガーのI氏の基調講演?販路開拓アドバイザーによる相談報告?4名のパネリストによるシンポジウムと内容的には大変良かった。ただ、残念だったのは肝心の生産者の参加者が少な過ぎた。

いくつかの参考になる話しを今後の農産物直売所計画等に反映させたい。

シンポジウム後、弊社WEBサイトに資料請求をいただいた青年起業家のSさんと面談する。
福島県出身と伺い、身近に感じたこともあり、初対面ながらかなり突っ込んだビジネスアイデアを話し合う。Sさんの反応も早く、何か協働できる接点を検討することになった。3日には郡山に来る。

今日の仙台出張は、有意義な出張だった。4日の盛岡出張も楽しみだ。夜は寒くなってきた。感謝合掌

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昨日『銀河まつり』を楽しんで戻ってきたら、先日電話をいただいた地元の作家Iさんが来社された。Iさんは、福島県喜多方市出身で郡山在住の作家だ。主な著書に次の作品がある。
・『関取音羽山物語』(歴史春秋社刊):史上最強の雷電を破った男
・『会津の武田惣角』(本の森刊):ヤマト流合気柔術三代記

『会津の武田惣角』は、作家・星亮一が“会津が生んだ生涯無敵のヒーロー、惣角は凄い男だ。会津戊辰史にも一石を投じる本である。”と評している。

幕末の会津藩に生まれた武田惣角(たけだ・そうかく)は、小野派一刀流の剣と、甲斐武田家から伝わるヤマト流柔術に密教修験道、陰陽道を取り入れた家伝の奥義を極め、83歳の生涯は無敵という天才武道家であった。 講道館柔道の嘉納治五郎とは同年齢で、柔道のスポーツに対し、惣角はあくまで武道家を貫き、生涯現役で流浪の旅を続けた。

その技術は「神技」と警察・軍隊に絶賛され、門人を記した英名録には3万人に登る武道家の名前を見ることができる。本書は国際的にも広がりをみせるヤマト流のルーツから始まり、祖父は陰陽師・父は宮相撲大関で戊辰戦争の力士隊長という、実在した親子三代の波乱に満ちた生涯を伝記として描いた。

Iさんは、今人気の宮本武蔵を描いたコミック『バカボンド』に匹敵するくらいの人間的魅力があると言う。そして、地元福島県の偉人であり、ぜひ「伝記コミック」として制作したいと熱望されている。Iさんの想いの熱さが伝わって来る。ぜひ協力させていただき実現したい。感謝合掌

『銀河まつり』レポート

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今日の昼前に、妻と一緒に須賀川市にある自然食レストラン「銀河のほとり」の7周年の『銀河まつり』に出かけた。曇天に小雨がぱらつく生憎の天気だが、土曜日なのでバイパスも車が混んでいる。稲刈りの済んだ田んぼ道を30分位車を走らせて、旧道沿いの「銀河のほとり」に着く。

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すでに、餅つき、けんちん汁、機織体験、ハーブやアロマ、手染めの衣料などが出店している。銀河のかっちゃんは、けんちん汁の大鍋を前に全開で働いている。『百笑屋敷』構想にカンパすれば、つき立てのおいしいお餅と具たくさんのけんちん汁がいただける。普通の2個分位の大きなお餅をいただく。つき立てのお餅はとっても美味しい。けんちん汁も二重丸の美味しさだ。

お腹も一杯になったので、会場の出店者を見て回る。
・福島県西郷村の「灯庵」さん:父子の音楽が素晴らしい!量り売りのエコ洗剤
・スペシャルゲストToshi小島さん:オーストラリアのディジュリドウ、他民族楽器の
・福島県天栄村の幡谷自然農園さん自然米、天然酵母・国産小麦使用パン

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驚いたのはToshi小島さんのディジュリドウの演奏が始まったら、2?5才位の男児女児がアフリカン太鼓を突然叩き出した。しかも、きちんとToshiさんの演奏と調和している。周りの大人達も拍手喝采。

ほかにも、ハーブ、版画、いれたてコーヒー、衣料品、手造り磐梯からし味噌、あつあつの中華まん、味おこわ、オリジナルドレッシング、大根、白菜等の大即売会も。途中から、近くにある福島県立清陵情報高校の生徒達が学園祭のPRに来た。途中で、餅つきにも参加したが笑いを誘っていた。

野外演奏をした「灯庵」さん父子の笛と太鼓の競演は、アンコールがやまなかった。
昼過ぎに友人のKさん親子も合流し、『銀河まつり』を楽しんだ。

昨日訪問した農家のNさんご夫妻もそうだが、農的活動をしている人達の一歩一歩づつだが着実に活動を続け、協力者や参加者を増やしているのにも感心した。
明日10.30(日)は「Toshi小島&七海のワーク銀河まつり特別メニュー」だ。盛会を祈る。感謝合掌
   



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今日の夜は米作り農家のNさんご夫妻を訪問してきた。Nさんは郡山市郊外の稲作地区で、有機農法で米作りに取り組んでいる。夏にはメダカが泳ぐ田んぼでの稲作だ。メダカが集団で泳ぐ位の田んぼだ。

稲刈りの終わったNさんの田んぼでは、冬期湛水不耕起農法というのですが、稲刈りをした後、耕さずまた田んぼに水を入れます。こうすることによって、白鳥が落穂を食べ糞は肥料になる。農薬をまかなくても鳥やクモが、害虫を食べてくれます。生き物たちが土をよくしてくれるのです。また、除草しなくても、通常より大きく育った苗を植え、また前の年の根っこを伝って深く根を張っていくために、稲が強く、草がはえても収穫にはほとんど影響しません。まるで、目からウロコのような話である。

Nさんご夫妻と、地元の意欲的な生産者を中心に持続可能な農業をめざして、自立型の農産物直売所事業を語り合う。長年、頑固に本物を志向して農業を続けているお二人からは、農業への愛情としっかりした理念が伝わって来る。息子さんも後継者として加わるそうだ。

他の産業もそうだが、農業を取り巻く市場環境は大変厳しいものがある。しかし、生活者に喜んでもらえる本物を作っていれば、きちんと理解してもらえるし、そうしなければならない。Nさんご夫妻とは、本物の作物を栽培し、生産者とお客様双方に取ってプラスになる農業事業を具体化しようと誓った。

これからは一人でも多くの賛同者を募り、事業としても、経営的にも収益を上げられる取組みをめざしたい。明日もこの事業構想を持って、賛同者を開拓しよう。感謝合掌

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グリーンツーリズムや全国の農産物直売所を紹介している「まちむら交流きこう」が発行している季刊雑誌『びれっじ』の2005年秋号に、弊社が企画担当している<ご当地ドットコム>事業のカラー広告(裏表紙)と記事広告(44ページ)が紹介されている。

<ご当地ドットコム>事業は、“日本が誇る本物の食品を守り、伝えたい。そんな思いを抱いている方、私たちと一緒に生産者の応援をしませんか”を合言葉に、来春オープンに向けて準備中。

<ご当地ドットコム>では、地元を愛し、地元で暮らす人々が誇りに想う、安全で美味しい真に「本物」と呼べる食品だけを厳選してご当地から紹介し、インターネット上で販売。食品の価値を本当に理解していただける消費者に少しだけ「おすそわけ」する。
その『お手伝いができるショッピングサイトを目指しています。本物の食品の良さを知り、守り育て、未来へ残していくことが私たちの願いです。

<ご当地ドットコム>では、『食の仲人』(推薦人)や『ご当地ガイド』(取材、ご当地自慢)と『生産者』を募集しています。自薦・他薦いづれも大歓迎です。
ご連絡は、メール:popland@popland.jp 又はTEL:024-934-7815 東山雅広までご連絡ください。
感謝合掌

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