25%削減
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▼ 頭を垂れる黄金の稲穂

今日は曇り、少し肌寒い。
9月も明日で終わり、秋本番になる。しかし、従来なら残暑があって、半袖でも良い頃なのに、郊外を走ると黄金に実った稲田が広がり、たわわに実った稲穂が頭を垂れている。特に、会津盆地や猪苗代高原を、少し高い道路から眺めると「壮観」そのものだ。
今年は福島県は「梅雨明け宣言」もなかった。猛暑らしい猛暑もなく、夏が素通りして一気に秋を迎えたようにさえ感じる。私達が日常生活で、異常気象を感じるようになって久しい。しかし、直接「自然災害」に見舞われなければ、自然災害報道も対岸の火事だ。
今回政権交代した民主党が掲げた
「CO2の25%削減」
に対して、“できっこない!”“企業負担や家庭負担が大きくなる”“経済成長が停まって、大恐慌になる”との、ネガティブ意見が噴出している。しかし、「CO2削減」は、単に気象変動に止まらず、自然保護、技術革新、世界経済、人類の存続など、幅広い問題と連動している。
この輝く黄金のじゅうたんを眺めていると、人間には地球を痛める権利は無い事を実感する。厳しい現実に立ち向かう時、新しい時代が始まるのかもしれない。感謝合掌