快晴と吹雪
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昨日は、南相馬市に面談に行く予定だった。ところが、郡山は屋根も道路も真っ白、本降りの雪模様。WEBサイトで、「相双館内のライブカメラ」で道路状況を見てみる。そして、訪問先の方にも確認して、30分遅れで事務所を出発。本宮ICから東北道に乗り、一路北上。なんと、二本松付近は雪も止んでいる。そして、福島西ICで降り、市内に入る頃には本降りの雪模様。
福島市内から国道114号線~県道12号線を走り、川俣町~飯館村の頃には雪も止んで、徐々に冬晴れに。
最大の難所、南相馬市の八木沢峠も無時通過し、無事予定の時間に到着。Hさん親子、M代表、関係者さんらと復興事業に関して協議させていただく。
面談後、晴天の南相馬市を後に、来た道を福島市方面に戻る。南相馬市の青空の下を走っていると、“なんで、こんなのどかな街が、大地震や大津波、原発事故でふだんの生活が壊されなくちゃならないんだろう”と、理不尽さを感じながら走る。川俣町に通じる県道12号線は、南相馬市 ⇔ 福島市を結ぶ主要道路とあって、想像以上に走行車両が多い。特に、大型トラックも頻繁に入っている。
青空の下を今年最後の仕事も終わり、ほっとしながら走っていると、福島市を見下ろせるはずの山間の国道は、本降りの雪で周囲の山々も街並みも全く見えない位の雪。市内に入っても雪は強くなり、郡山市内も雪降りだ。郡山市 ⇔ 南相馬市、往復230kmの距離でも、これだけ天候が異なる。もちろん風速も違っている。東電の原発事故の放射能も、風向きや風速、地形でどんな風に飛散したか、今では「放射線量マップ」に頼るしかないのだろうか??
被災地の苦しみや原発事故の不安の中で、被災県の福島県内でも、多くの方々が前向きに復興や再生に取組み始めています。そして、そんな皆さんのお手伝いをさせて頂けるのがありがたいです。
来年も予想しない事が起きるかもしれません。でも、一歩前に進んで行きましょう。
今年一年、ほんとうにありがとうございました。
皆さん、良いお年をお迎えください。
感謝合掌