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2015年02月

命をつなぐ「農」を作る!-『ホームレス農園』

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資料を探していたら、突然『ホームレス農園』(河出書房新社刊)と言う、強烈なタイトルが飛び込んで来た。出版社サイトには、次の様な紹介文がある。
 やってみなくちゃ分からない!
 “ホームレスをファーマーに!”を合言葉に、貧困問題の解決と農業の再生を目指す!
 体当たりで「食」と「職」の未来を変えるチャレンジの軌跡。

150226ホームレス農園
最初は、タイトル通り「ホームレス」が農作業に従事し、人で不足で困っている農家さんに紹介する奮戦記と思って読んだ。「ホームレスをファーマーへ」という活動で、労働意欲の高い「ホームレス、生活保護受給者、ニート」を就農支援し、人手が欲しい農家さんへ紹介する舞台裏が解り易く描かれている。
 しかし、文末で著者は『私が最終的に描きたいのは、農が“食”と“職”になる「農の未来」だ。「農」というフィールドでみんながいきいきと働ける未来だ。』と書いている。単なる弱者支援の物語ではない。
・第1章 藤沢市にはホームレスが輝く農園がある
・第2章 私が「農」を始めたワケ
・第3章 農業界とホームレスをつなげる
・第4章 生活保護のほうが“マシ”?農業研修に新たな壁
・第5章 就農第1号が誕生!そして見えてきた次の課題
・第6章 「ホームレス農園」は今、さらなるステージへ


なるほど!共感!感動を!-『(有)販売企画研究所サイト』更新

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おはようございます!今朝も明るい晴天です。今回、『(有)販売企画研究所サイト』をコンパクトにまとめて公開いたしました。
現在の活動目標を<なるほど!共感!感動を!>の言葉にまとめました。業務内容も「地域活性・6次化/コミック/セミナー・研修」に集約しました。
150224トップページ画像ブログ用
●地域活性・6次化-地域活性>【わっはっは!泉崎村】、起業支援
             6次化>6次化実践塾、農商工連携研修会、農泊せんせい、野菜ソムリエ
●コミック-ビジネスコミック・広報コミック>コミック作品、コミックへの想い、よくある質問
●セミナー・研修-6次化実践塾、営業力強化セミナー、福島ふるさと暮らし案内人養成セミナー、
           研修会、講演依頼について、講師プロフィール、インタビュー、講演会レポート
●会社概要-ごあいさつ、会社概要、アクセス
○その他-最新情報、視察レポート、著書『人を集めるマニュアル』、お問い合わせフォーム

よろしかったらご訪問ください。http://www.popland.jp/

『いろどり社会が日本を変える』ポプラ社刊

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全国的に有名になった徳島県上勝町の株式会社いろどり代表の横石が師匠と仰ぐ鈴木氏の本が出版されました。今後の日本の未来が詰まった一冊です。(「いろどり」サイトより)
〇『いろどり社会が日本を変える』ポプラ社刊 を読みました。
150216いろどり社会本
『そうだ、葉っぱを売ろう!』『葉っぱで2億円を稼ぐおばあちゃんたち』等、上勝町のおばあちゃん達が地元の葉っぱを単に「料理のつま」ではなく、高付加価値商品の「季節の彩」として、地域活性化の成功事例として紹介している本は、すでに多数出版させています。
この本は、(株)いろどりの横石社長と、その師とされるプロデューサー鈴木俊博氏が「いろどり戦略」を具体的に紹介しています。
○鈴木氏は「はじめに」の中で、
葉っぱビジネスの裏側にある「いろどり戦略」を多くの人に知っていただくことが、未来を照らす一筋のひかりになるのではないかと信じ、今回こうして筆をとった次第です。
○また、横石氏も「あんたがいてくれたからだよ」の中で、
小さな町で、小さな仕事をつくり、小さな幸せが生まれました。そんな小さなことをこつこつと積み上げたら一人ひとりに役割ができました。いろどりは、自分に役割と出番があれば輝いていけることを教えてくれました。
お二人の言葉にあるように小さな町の成功事例やこれからの地域の明るい姿が具体的に描かれています。
・第1章 「いろどり」の原点:「いろどりの町」のコンセプト
・第2章 「「いろどり」の成功の秘訣
・第3章 いろどり社会が日本を変える
・第4章 「いろどり」成功法則と応用:「いろどり・TOSS型人材育成システム」
・第5章 需要を「つくる」:需要創造アイデアのヒント

第3回自主勉強会に参加しました

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昨日は、朝からふくしま復興塾内の「若手福島県・東京都自主勉強会」第3回研修会に、オブザーバー参加しました。前日からの雪が心配されましたが、白河から参加のIさんと福島駅で待合せ、同乗させて頂き、南相馬へ。
150214自主勉強会
快晴ながら冷たい強風が吹き荒れる「南相馬ソーラー・アグリパーク」集合で、10時から研修がスタート。午前中は、復旧作業が続く南相馬市小高区の視察です。最初に向かったのは、体が飛ばされそうな北風が吹き荒れる小高区の村上海岸。津波で流された家々の基礎跡や、1階部分が津波に襲われて解体作業中の家々など、約4年が経っても被災当時のままの風景が広がります。その後、訪れたJR小高駅には、通学用の自転車が、昨日まで生徒達が通っていたかの様に並んでいます。視察後、アグリパークに戻り、体験学習~昼食です。
150214小高区視察 150214アグリパーク
昼食は、アグリパーク内のドームで栽培されたレタスと太陽光発電の電力で焼いたベーコンをサンドイッチにしていただきまいした。レタスは瑞々しく、ベーコンの焼き具合も程良く、美味しくいただきました。
150214アグリランチ 150214半谷様
午後からは、アグリパークの半谷代表を講師に「自然エネルギーの体験学習による人材育成」を目的に、大震災後挑戦を続ける「南相馬ソーラー・アグリパーク」の取り組みを学びました。日経スペシャル『ガイアの夜明け』で紹介された番組を観ました。アグリパークの人材育成事業が、企業研修・教育旅行・大人の見学体験・体験施設の運営受託等に、どんどん変化しています。その中でも、高校生とともに社会的事業を立ち上げる【週末オープンスクール】事業には驚きました。その後、3班に分かれて「南相馬ソーラー・アグリパークと連携して復興に貢献する。」具体案づくりのワークショップを行い、具体性のあるプランが提案されました。予定時間をオーバーしての研修会でしたが、充実した内容で時間の経つのも忘れました。この様な自主勉強会にオブザーバー参加できたことは、学びと同時に参加者との出会いにもなり、有意義な時間でした。今後も微力ながら、南相馬や被災地の支援を続けたいと願っています。
150214勉強会WS 150214グループ発表









農文協刊『直売所レストラン 成功のレシピ 地域の食卓 おうみんち』

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たまたま書棚に並んでいた『直売所レストラン 成功のレシピ』(農文協刊)の本が目に留まった。道の駅や大型直売所が、全国的に人気を集め、「成功店」と呼ばれるお店も各地に誕生している。
この本は、元気で明るい人たちが描かれた表紙のイラストはもちろん、豊富なカラー写真が、多くの文字以上に訴求力が伝わって来る。「
150212おうみんち表紙150212おうみんち地図
2013年5月に開業5周年を迎えるJAおうみ冨士ファーマーズ・マーケット「おうみんち」(滋賀県守山市)併設の農家レストランは、農産物直売所(年間 来店者46万人)で売られる食材を生かしたバイキング式農家レストラン(来店者年3万人)の成功事例として、各界から注目されている(年間売上10億5千 万円=直売所9.7億+レストラン0.7億)。年間の視察者は3千人にものぼる。本書では、運営関係者&来店客に踏み込んで取材整理し、「成功の ひけつ5つ」を中心に「直売所レストラン成功のレシピ」としてまとめた。(田舎の本屋さんサイトより)
〇「料理メニュー」の章では、
なばな料理/和えもの/温野菜・生野菜/煮もの/揚げもの・焼きもの/汁もの/ご飯もの/ご飯の友/デザート・パンなどが、豊富なカラー写真が説明文、レシピと共に紹介されている。
150212おうみんち野菜150212おうみんちデザート


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