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8月1日(火)~2日(水)は、山形市へ。
山形市役所主催の【やまがた6次産業学習塾】で、講演とワークショップの講師をさせていただきました。
今回は、『成功事例から学ぶ 6次産業化商品開発と販路開拓』がテーマです。
170801レジメ
受講生は、女性が3分の2、男性が3分の1の参加でした。個人の農家の方、農業関係法人の職員さん・社員さん、個人直売所の関係者さん、これから本格的に農業に取り組まれる方と、幅広い方々が参加されました。
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自己紹介の後、今回は「6次産業化」の概要を基本にお話しさせていただきました。
また、プロダクトアウト型とマーケットイン型の商品開発の事例を紹介させていただきました。
ポイントとしては、「数字の把握/価格決定権/よく考える」をしっかり意識される様にお伝えしました。
事例紹介として、福島県三春町にオープンした【生産者に会える店 FUKUSHIMART】や、一般的に販売されている6次化商品を紹介させていただきました。
170801FUKUSHIMART
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セミナー終了後、セミナーの担当者さんにご案内いただき、山形市内にある『農家の店直売所 山口農園』さんを視察させていただきました。
170801山口農園
店内には、山口農園のまごころ米コシヒカリ、梅干し、味噌。地元生産者の旬の朝採り野菜、果物。
店内のPOPでは、リピーター続出の農家こだわりの【野菜入りたこ焼き】、夏の時期にピッタリの「自家製梅ジュース(90円)」や、テレビでも紹介された「冷やし焼きいも」など、目が釘付けになりました。
何より、山口さんやスタッフさんのフレンドリーな接客が、多くの常連さんを来店させていると感じました。
170801野菜たこ焼き
【やまがた6次産業学習塾】の2日目は、3人ずつグループに分かれてのワークショップです。お題は、
・山形産のくだものを使って
・独自の加工技術で
・首都圏の個人客・法人客・業務用のいずれか向けの6次化商品を企画する
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最初の発表は、やまがたチェリー商店さんの「~甘くって 赤い恋人 ドライさくらんぼ」です。
170802発表さくらんぼ
2番目の発表は、やまがたのお米屋さんチームの「食べくらべ山形の米セット」です。
170802発表お米
3番目の発表は、日下部レッドグループの「おらいのトマト」です。
170802発表おらいのトマト
初めて会う方も多く、スロースタートのワークショップでしたが、後半は話しが加速し、各チームとも時間内にまとまり、発表も好評でした。セミナー後には、個別のご相談もいただき、充実した2日間でした。
山形の皆さん、ありがとうございました。感謝合掌