アイガモオーナー倶楽部:秋の農業体験会
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農家さんの場所は、広々とした田畑に農道が走り、目印になる建物が少ないので、参加者さん等は場所探しに苦労されることも度々です。そこで、今回は事務局手作りの会場案内看板が立っていました。分かり易い!

あいにくの雨降りでしたが、田んぼでの除草などの仕事が終わったアイガモは、成鳥になると稲穂も食べてしまうそうなので、『別荘(鴨場)』で元気に育てられています。集団行動が基本のアイガモ達は、雨の中でも大きな声で鳴いています。

秋の雨で風邪をひいては大変なので、事務局に戻って『アイガモについて』の学習です。
主催者からの質問です『写真のヒナは、生後何日でしょう?』 正解は、『生後2日です。』 生後2日のヒナは、ふわふわの羽毛に覆われ、可愛いです。2週間もすると田んぼに放たれます。そして、アイガモの役目である害虫・雑草駆除を行います。
7月中旬になると、アイガモの田んぼでのお仕事は終わります。垂れてきた稲穂を食べてしまうからです。このように、一般人では分からない、アイガモの生態をしっかり教わりました。

夢ごこち会さんの解説を熱心に聴く参加者さん。正面の3人の若者は「明治大学 楽農4hクラブ」の学生さんです。会津大学の学生さん、福島市からの母子参加、地元会津からの参加者さんも。

アイガモ見学~アイガモ学習の後は、前回に引き続き農家民宿『穂多瑠(ほたる)』さんの「会津郷土料理」のランチをいただきました。前回は、屋外の小屋中でのランチでしたが、雨なので事務所前の土間にテーブル・イスを置いて、和気あいあいといただきました。
暑かった前回の『夏の農業体験会』時には、この土間を吹き抜ける涼風も、体験会の大ご馳走でした。農家さんには、街場暮らしでは味わえない涼風や木陰、畳の大広間・続き間等のご馳走があります。

美味しいランチをいただいた後は、今回の体験会のメインイベント「鎌を使って手刈りでの稲刈り作業」です。この道〇十年のお母さんによる、説明~実技指導を受けて、午後の部のスタートです。

「稲刈り」がスタートする頃には、なぜか朝から降っていた雨も上がり、曇り空の下での『稲刈り体験』です。
大学生さんも、母子さんも、農業好きの女性らも、片手で稲穂を握り、鎌で手刈りし、数本ずつまとめて束ね、稲穂を下にして円錐状に立てていきます。

稲刈り初体験の子供達も、教えてもらいながら、稲刈りを楽しみ、汗を流していました。中には、イナゴを捕まえる男児も。稲刈りが終わる頃には、また、小雨がぱらついて来ました。(稲刈り中は、雨に降られなかったのが幸いでした。)

手刈り作業の稲刈りが終わり、精米所へ移動して、お米の保管や精米について解説を受けました。200年以上続くすとう農産さんには、大型で精密な精米施設が並び、こだわりを持って栽培~収穫された会津米が、品質管理の下で精米されて、お客様の元に届けられています。

あいにくの雨にも関わらず、参加者全員が体験会を笑顔で終えることが出来ました。最後は、アイガモ・ポーズ(アイガモの口をイメージしてのポーズです。)で、はい!ポーズ!!

最後に、主催者さんから「お米・玄米コーヒー・かぼちゃ・西洋わさび」のお土産をいただきました。
『冬の農業体験会』は、12月に計画されています。詳しくは決まり次第にご案内いたします。
FB>「夢ごこち会 アイガモオーナー倶楽部 秋の農業体験会」はこちら。
